DFDで料理のレシピを書いてみる
みなさんこんにちは。くっくです。
今回は料理の話です。今までの記事ジャンル全部まとまりないとか言わない。
さて、事の発端はこの記事。
結構昔から言われてる話らしいですが。1984年初版の本がレシピをフローチャートで表してて分かりやすいそうな。 ですが、これを見た時
「分岐とかごちゃごちゃしてるしそんなにわかりやすいかなこれ……」
と思ったのは僕だけではないはずです。 まあ、確かに下手な文章のレシピよりはわかりやすいしやってみようかな、と思った矢先にこのツイートが。
料理はデータフローのほうが向いている→ http://t.co/i9uBnQeDl0 RT @hatebu: 料理は理系だ!フローチャートで解説した料理本が「分かり易い」と評判に! http://t.co/MZn9iieTi6
— Jun Rekimoto : 暦本純一 (@rkmt) 2015, 6月 20
東大の暦本先生、めっちゃすごい人です。「データフローがわかりやすい」とな。データフロー図とかデータフローダイアグラム(DFD)とか呼ばれてるやつですね。
データフローダイアグラム(以降DFD)とは、「データの発生源」「データの流れ」「プロセス(処理)」を元に、データの流れを書いていく図のことです。フローチャートは処理の流れを中心に書いていく図なので、似てはいますが目的が違います。
なんかすごい人がこっちのほうがいいって言ってるし、やってみましょう。 というわけで、このリンク先では豚汁を作ってるみたいなので、僕は豚丼を作ってみようと思います。
文章で
材料
豚バラ肉 300g
玉ねぎ 1/2個
砂糖 大さじ1
料理酒 大さじ2
醤油 大さじ3
手順
玉ねぎをみじん切りにする。
フライパンにサラダ油を入れ、豚肉を炒める。
豚肉に火が通ったら一度取り出し、そのまま玉ねぎを炒める。
玉ねぎがきつね色になったら、火を止め、砂糖・料理酒・醤油を入れる。
一度出した豚肉を入れ、中火でタレをからめる。
丼にご飯を入れ、その上に肉とタレをのせる。
完成!
茶色い。
普通ですね。いつも見てる感じのやつです。
フローチャートで
完成!!
こうなりました。一度豚バラ肉を取り出す処理が特殊すぎてやりにくかったです。なんでこのレシピにしたんだ俺。
DFDで
完成!!!
もういい?
食材をデータとして、取り置き皿をデータベースとして、調理をプロセスとして記述しました。 結構わかりやすくないですかこれ。 取り置きの処理も、データベースを使うことで(なんとか)上手くかけてると思います。
まとめ
レシピをDFDで書いてみました。どうでしたでしょうか。 興味を持った方は、これからDFDで書いてみると面白いと思います。
それでは。