作ったPython製パッケージをPyPIに登録する手順(2018年1月版)
以前の記事で作成したスクリプトをPyPIに登録したのですがちょっと詰まったので、2018年1月時点でのPyPI登録手順をまとめました。
まず
testpypi でPyPI登録を試すことが出来ますが、ここでは行いません。
フォルダ構成
前回記事で紹介したフォルダ構成はこんな感じです。
plotlog/ plotlog/ __init__.py main.py datacut.py .... test/ example/ README setup.py
最初main.pyをplotlog.pyとしていたのですが、他のクラスのimport時にエラーが出て詰まっていました。
登録手順
PyPIに登録
次のページから登録します。
User Registration : Python Package Index
~/.pypirc記述
これをすることでPyPIにアップする際パスワードを毎回打ち込む必要がなくなります。
[distutils] index-servers = pypi [pypi] username: "Your user name" password: "Your password"
PCに平文で保存されるので注意してください。
setup.pyの作成
他記事に色々上がっているので省略します。
sdist作成
PyPIにアップするための圧縮ファイルを作成します。
python setup.py sdist
確認
次のコマンドで先程作成した圧縮ファイルからインストールが出来ます。 ここで挙動を確認してください。
また、新しく仮想環境を作ってから確認することをおすすめします。 Python3.3以降で公式にvenvが追加されたので、ここではこれを使います。
python -m venv check source check/bin/activate pip install dist/.....tar.gz
wheel作成
あったほうがいいらしいのでwheelを作成します。
pip install wheel python setup.py bdist_wheel
アップロード
PyPIにアップロードします。 現在はregistarを行う必要はないそうです。
pip install twine twine upload dist/*
まとめ
以上です。
他記事も色々あるのですが、ありすぎて混乱したので一旦まとめてみました。 参考になったら嬉しいです。